部屋に入ると、僕は、すぐにクーラーを入れ、それから、冷蔵庫に歩み寄った。

中から良く冷えた缶コーヒーを一本取り出す。

僕はそれを持って机へと向かった。

時刻はすでに午前0時を過ぎている。

もう夜中だ。

僕は机の前に座った。

重苦しい疲労感に捕われる。

今日は本当にいろいろな事があった。

まだ心の整理は全くついていない。

僕はパチリと缶コーヒーの蓋を開いた。

一口啜る。

甘苦いコーヒーの味が口一杯に広がる。