「優輝さん・・・」

FUYUKOさんはコクリとうなづいた。

「私の名前は漢字で書くと冬子になります」

「そうですか・・・。

解りました。

では、冬子さん、これからよろしくお願いします」

右手を差し出す。

僕と冬子さんの間に堅い握手が交わされた。