「助けてくれたのはあなただったのですね」

FUYUKOさんがコクリとうなづく。

「えぇ、

霊視の結果、今追っている霊が今夜ここに現れるという結果が出たので・・・。

急いで来てみたのです。

そしたら・・・」

僕は深々と頭を下げた。

「危ない所を本当にありがとうございました」

FUYOKOさんがニッコリと微笑む。

「いぇ、どういたしまして」