……―――遠くなくて、近くもない。 微妙であって、丁度いい……そんな距離を保ちながら歩く俺達。 幼なじみ特有の安心感ってゆーか。 いつも通りの他愛もない話をしながら下校しただけだけど。 すんげぇ久しぶりに精神的に落ち着いた気がした。 久しぶりって言っても、まだあの日から数えられるくらいしか経ってないけどな。