洗練されないんですよ。それと、いつも何処かに成り上がり者の田舎者臭さが有りますね。


二人が対談しててコインロッカーベイビーズに対して春樹さんは羊をめぐるなんですよ。



お互いの色が全く違う形で出たのと二人が本格的に小説と向き合ったのがこの二作でしょうね。


お互い三作目です。当時の対談でも三作目で跳べとか言ってますね。


春樹さんは、風とピンボールを出してこりゃ小説じゃなくないとも言われてましたが羊をめぐるで物語を獲得しますね。



龍さんと限りなくと海ので賛否が別れます、


僕も二作目はそりゃねえなでしたがコインロッカーベイビーズでやはり物語を獲得しますね。


そういや前にも書いたか(笑)



だけど、龍さんを全て読んでないんですけどね。



しかし重要な時期にこの二人が居たのは僕にとっては大きいですよ。


十代ですよ。そこでね。


マルマルゲームって言うケータイ小説に出会い道が開けなくて良かったです(笑)


それと、二人は僕にとっては同時代を生きた作家ですからそりゃ特別なんでしょうね。



筒井さんや、開高さんはずっと年上ですし、同い年にも好きな作家いるけど思春期にこの二人が居たのは大きいですよ。


それと、筒井康隆翁が小説は自由であれと教えてくれてドタバタか実験的作風か変えたのも大きいですね。