まあ工事の金額が大きいんですね。
それは、ま前のエッセイでも書いてますね。
事故で笑うに笑えなかったのが、あるけどね。
セントルというトンネルのコンクリートを打つための大きな鉄のカタワクが有るんですがトンネルのサイズなんで大きいですね。
それを外で皆で組み立てて組み立てには専門もいるけどその時はトンネル屋で組み立ててました。
ラフタークレーンで吊ってきて置いていきこちらはそれを受けてボルトとか入れて組んで行くんです。
クレーンの運転士が上手いかとか合図が上手くクレーンと連携出来るかで早さとかまるで変わるけどその時はいまいちでした。
鉄の四畳半くらいの板を下ろして組もうとしたら部材が違うのに気付いたんですね。
所が上に人が上がっててボルトとかしめかけてて違うから降りろとなったんですが、誰かが合図を間違えたかクレーンが間違えたかで大変でした。
鉄の部材の上に人が乗ったままクレーンであげられたんですよ。
地上から十メートルはあるところに鉄の部材ごと吊り上げられたんです。
僕らは慌てますよ落ちたら怪我しますしそんなサーカスみたいなの見たことないし本人はワイヤーに捕まってましたね。
ゆっくりと下ろして事故にならなかったけど笑うに笑えなかったですね。