「…………っ!?」








案の定、僕のかわいいみーちゃんは、茹でダコのように顔を真っ赤にして、目をまんまるに見開いた。





本当にまあ、なんて単純で素直な生き物なんだろう。




かわいくって仕方がない。








「僕は、みーちゃんと一分一秒でも長く一緒にいたいからね。


だから、ジェットコースターとか観覧車とか、危険なものには乗っちゃだめだよ?


分かった? みーちゃん」








顔を近づけ、囁くように言ってやると、みーちゃんは「うぅ」と不可思議なうめき声を上げ、こくりと頷いた。







「………とか言って、ほんとは自分が怖いだけのくせに………」







そんな憎まれ口を叩くところも、照れ隠しなのが見え見えで、かわいすぎる。





あぁ、ほんとに、なんでこんなにかわいいんだろう?




心底、不思議。