早瀬くん、好き。





私が拾いはじめると
こっちにきて一緒にノートを拾いはじめる男子生徒。



私は下を向いてノートをひろっているから誰かわかんないけど、ありがたいっ!




「あ、あの、ありがとうございますっ!」


ばっ!と顔をあげる私。




って………!!!!!!!!!




「は、は、は、は、早瀬くん!?」



なんとあの早瀬くんが一緒に拾ってくれていた。



あの冷たい早瀬くんがだよ!?




「…ほら、これラスト」


って私にノートを差し出す早瀬くん。