「え、痛かった!?

ごめんごめん!」



って感じで早瀬くんの手当てが完了した。




我ながら上出来。





「…サンキュ。
じゃあ、帰るぞ」





早瀬くんはそう言って立った。


…手繋ぎたいな。



私はそう思いながら先に歩き始めていってしまった早瀬くんを追いかけた。