早瀬くん、好き。




「あぁ。俺、ここで待ってる。」


「早瀬くんは、雄介くんに買わないの?」

仲いいのに…。


「買うわけない。

いいから早く行って来いよ」


「わかったぁー!

じゃあ、ごめんね、ちょっといってきます」


早瀬くんから離れショップへ向かう。




「かわいいーっ」

ショップの入り口に私の好きなイルカの可愛いストラップが売っていた。


思わず手にとってストラップをみつめていた私。



はっ!!

今日は自分の買いにきたんじゃないんだからッッ!!