早瀬くん、好き。





はぁ、ますます早瀬くんに嫌われちゃったかなぁ‥‥。


「‥‥別に謝らなくていいから。

お前悪くないじゃん」


へっ?

「え?あ、でも、早瀬くんの寝顔見つめたりしちゃったし‥‥」

それは本当にいい気しないよね‥

「ふーん。

俺の寝顔見つめてたんだー?」

ちょっと意地悪っぽく私に言う早瀬くん。

「え?あ、うん‥

あまりにも可愛くて‥!!」


天使のようだったなぁ!


「‥‥お前さ、そんなに俺のこと好きなの?」


そう言いながらジリジリ私の方へ近づいてくる早瀬くん。