「えっと‥205号室だから‥

ここね!」


愛花はそういいながらドアをノックする。


トントンッ!!


早瀬くん起きてるかなぁ??


ガチャっ


「おう、愛花!

‥‥と鮎原」


中から雄介くんがでてきた。


なんか私はおまけみたいな呼び方ですね。

まぁ、実際そうなんですけども‥


「ちょっと雄介まだ終わらないのっ!?」


愛花は雄介くんにキレてる。


「わりぃ、わりぃ!!

とりあえず中入って待ってて!!

もう少しで終わるからっ!!」



そして私と愛花は部屋にあがらせてもらった。



まぁ、部屋の構造はまったく一緒だね。



「ねぇ、雄介くん。

早瀬くんは??」


早瀬くんの姿が見当たらない。


部屋のトイレかなぁ?


「鮎原それ目的で来たなー!

月夜ならそのベッドでまだ寝てる」


まだ寝てるのかぁー!

ちょっと残念。

早瀬くん目的で来た意味ないじゃんっ!


私と愛花は部屋の中にあるイスに腰を下ろす。


一方、雄介くんは髪の毛をセットしている。


愛花といろいろな話をしながら待つこと15分。