悪魔と(仮)契約





「…と、とりあえず踊るか?」


「え!?…う、うん……」




差し出された手を戸惑いながらもしっかりと握った。



祐介くんの手……おっきいな……。


それに……暖かい。



手を握ったことは何回かあったけど、改めて感じた。


やっぱり、男の子なんだ……って。




「なぁ…、未生……」


「は、はい…?」


「俺さ、お前に……話があんだけど………」




あぁ、そうだ……。


あの時のこと、まだ終わってないんだ……。



ちゃんと聞かなきゃ。



今度は…逃げちゃだめだ……。



たとえ、今のこの関係が終わっちゃったとしても………。




「お前との契約…なしにしてくんねぇかな……」