悪魔と(仮)契約





「じゃあなんでそんな寂しそうな顔してるのかなぁー?」


「あひゃ!?いひゃいー!

…っ、もう!何でつねるの!」


「お前がつねってほしそうな顔してっから」


「そんな顔もしてない!」




うぅ…やっぱり悪魔だよ……。



そんなやり取りの後、

しばらくの沈黙が訪れる。



そういえばあたし、祐介くんと普通に話せてる……。


あんなに“気まずい”って思ってたのにな……。



ん……?気まずい?


気まずいと言えば今の状況こそ気まずいよね…。



そんな悶々と考えるあたしをよそに、


気まずい沈黙は祐介くんの言葉によって破られる。




「あの…さ、未生……」




あたしの目を真っ直ぐ見据えて、ゆっくりと口を開く。