悪魔と(仮)契約





出場者が全員指定の位置についた所で


パーンッとお決まりの音が聞こえ、第1走者が一斉に走り出す。



うちの学年は5組まであって、1クラスずつ男女五人の代表者が決まっている。



今走っているのは女子グループ。



ちなみにうちのクラスはというと………




「うそ…、最下位じゃない……」




あたしのクラスの第1走者の子は、一番後ろを走っていた。



どうやらスタートと同時に転んでしまったらしい。



他のクラスの子より少し遅めに


第2走者、第3走者、第4走者へとバトンが渡っていき、


ついにあたしの番が来た。




「…っ、未生!後はお願い……っ!」




第4走者の子からパンッとバトンを渡される。




「まかせて!」




そう言って走り出した。