中学時代ーー…
俺は今みたいに、女からうぜぇと思うほどにモテていて、
周りから一目置かれている存在だった…らしい。
そして、俺と同じような存在であったのが西園寺麗華……
あいつも、顔がいいだけあってモテていた。
そんな時、俺はある噂を聞いた。
『西園寺さんが森澤くんのこと好きらしいよ』という噂。
最初は冗談だと思っていた。
「森澤…くん。…私と付き合っていただけないかしら?」
けどある日、麗華に告白されたことでそれは確信へと変わった。
それ以来、麗華は俺に頻繁に話しかけてくるようになった。
一緒に昼飯を食うこともあれば、一緒に帰ることもあった。
そして再び噂が流れ始めた。
『森澤くんと西園寺さんが付き合ってるらしいよ』という噂……。
最初は冗談じゃねぇ、そう思っていた。
けど、その噂が流れて以来、俺に告白する女はいなくなった。

