結局、入学式には出ないまま保健室でぼ



ーっとしていた2時間を過ごして、(ホン



トは樹の事で頭がいっぱいでゆっくり休



むなんてできなかった)そんな落ちつけ



ない時間を過ごしてたんだけど…。



今は超ハッピー!なぜかって?ふふふ。



それは中3の頃からの大親友の昇魅愛(


通称みお)と同じクラスになる事ができ


たから!んでさっそく今日の朝起きた事


について話している。


「はー。なるほどねー。謎のイケメン君


の登場じゃない。よかったね。」


「よかったね、じゃないよ!」


「んで、あんたはその謎のイケメンに


惚れたんでしょ?顔みればすぐわかっ


たよ。」


「うぅ…。」


す、するどいッ!さすがみおだ。


私の心をすぐ見透かしてくる。いや、私


のが分かりやすいって言った方がいいの


かな?


「あっ、図星なんだ!」


んー。これは嘘つけないな。そもそも


私の嘘がみおに通用したことがない。


これは素直に言った方が身のためだ。


「……ぅん。」


きゃー!いざ言ったら恥ずかしいッ!