君の光になりたくて。

恋愛(ピュア)

萊橆/著
君の光になりたくて。
作品番号
1055026
最終更新
2014/08/04
総文字数
3,862
ページ数
7ページ
ステータス
未完結
PV数
64
いいね数
0
突然、この世から光を失った君。

俺は君にとって「光」という存在になり

たくて。必死だった。君の笑顔が好きだ

ったから。笑うとくっきりできるえくぼ

や、普段は大きい目が細くなるところ。

全部が好きだった。愛しすぎたんだよ。

君の笑顔は俺にとって太陽だったから。

だから、君の泣いてるところなんて見た

くなかった。でも優しい君に「泣くな」

なんて言えなかったんだ。だってそんな

事言ったら君は無理に笑うんだろ?

だけど俺はそんな姿の君を見るほうが

嫌だったんだよ。おかしいよな、俺。

どう考えても矛盾だらけじゃん。

でもな、君はわかってたんだよな。

俺が君に笑っていてほしいという事を。

だからばれないように無理して笑って

たのかもしれねーけど俺は分かってた。

でも、俺もう一つ知ってんだ。

君が、俺のいないところで流れでそうな

涙を堪えながらも泣いていたのを。

君は本当に最初から最後まで優しすぎた

。大好きだったその優しさが、最後は

あんな苦しかった。

なぁ…俺、君から勇気づけられる事ばっ

かりで、なにか返すことはできたか?

俺は君の…「光」になれたか?

俺は今日もそう想いながら夜空に広がる

星空を眺め君の笑顔を想いだす。

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