精一杯のLOVEをあなたに。。。

それでも
心の中は複雑だった…


変な胸騒ぎもした。

その日の夜は私にとって長い長い夜になった。


斗真が熱を出しても私は看病さえしてあげられない…


そばにいてあげる事もできない…


……私は斗真に何もしてあげられないんだね?



何も出来ない自分が無性に腹立たしくてやるせなかった。



斗真のそばにいられるエリカさんの存在が、この時ばかりは羨ましくてしかたなかった。