「このあま~。なめてんじゃねぇぞ!」
大男はよほど腹がたったのか、狂気に満ちた表情になった。
そして
私の髪の毛をわしづかみにして、拳で顔を数回殴りつけてきた。
それでも気が治まらないのか、腹部を何度も蹴られた。
とうとう私は、その場にうずくまり、倒れた。
痛みで意識が朦朧としていた…
そんな状態の私の体に、大男が覆いかぶさってきた。
ニットシャツをまくられ、一瞬でブラジャーはひきちぎられてあらわになった胸をワシズカミにされた。
男の荒い息が耳元で聞こえた。
殴られた場所がうづく…
意識が遠のきそうになりつつも、私は体をバタバタさせながら必死に抵抗した。
「いやっ…
やめ…てっ…。
汚い手でさわん…ないで…」
「うるせーんだよ」
大男の指示で短髪の男が私の手と口をおさえた。
それをいいことに、大男の手が強引にスカートの中に入ってきた。
「どうだ?
気持ちいいんだろ?もっといい声だしてみろよ~」
や…めて…
助けて…斗真…
もう声にならなかった…
全身の力は抜けて、意識が遠のいていくようだった…


