「…店長………?」 「あっ…ご、ごめん。」 奈緒ちゃんの声に慌てて答えた。 思考回路がまた停止していたみたい… 「あっ、これ…明日のシフト表ですけど…」 「はい。了解」 「あの…店長…その…大丈夫ですか?」 あの夜の出来事を奈緒ちゃんには聞いてもらっていた。 「心配してくれてありがと…大丈夫だよ」 心配そうな顔で見つめる奈緒ちゃんに、無理やり笑顔をつくった。