俺はそっとエリカの部屋のドアをあけた。 眠っている姿に少しだけホッとして、静かにドアを閉めた。 とりあえず 散らかった部屋を片付ける事にした。 ゴミ袋の中にビール缶を一つ一つほりこみながら… エリカの様子が変わったのは、あの日からだったと思い返していた… 俺がこの家を出たいとエリカに話をした日…。 まさか? エリカはあの日からこんなに浴びるほどの酒を飲んでいたのか?