ザワザワ

ん?なんだか騒がしいわね…まぁあたしには関係ないでしょう?

まだ眠いから寝ておこうとしたのに…

『…誰か……るよ?』

『…ん?…な…だろ…』

誰かが喋ってる…?うるさいわね…

『ねぇねぇー起きてー!』

なんだかめんどくさそうだから寝たふりしておこう…

『なぁ…起きてるやろ?』

え?気づかれてる…?これは起きなきゃダメよね?

『はぁ…仕方ないわね…で?なにか用かしら?』

『『っ…?!』』

ん?なんなの?起こしておいて…


『用がないなら話しかけないで下さる?』

『あ、あぁ…君転校生?』

『えぇ…そうだけど?で?』

『で?って…君俺らのことしらんの?』

一人は関西弁の頭悪そうな金髪まぁイケメンではあるわね…
でも、知らないわ…どこかで見たことある気もするけれど…

『知り合いでしたっけ?』

『えー!君僕らのことしらないのー!!!?』

で、もう一人は青髪の小柄で可愛いけれどこちらもイケメンな男の子

こっちの顔も見たことある気がするけれど…知らないわね…

『知らないわ。』

『へぇー俺らのこと知らんやつおんねんなー』

『僕らもまだまだってことだね?大輝(だいき)!』

ふぅーん…この二人はみた感じ暴走族の幹部ってところかしらね?

『ねぇねぇ名前何てゆーの?』

『あら、名前聞くときは自分から名乗るのが礼儀じゃなくて?』

あたしは誰に対してもこうしてきた。