みなさまこんにちは、MEME.です。

「ビター・オア・ミルキー」を、ここまで読んでくださってありがとうございました。

執筆をスタートした日を振り返ってみると、2014年。今はもう、2017年。この話を書くのに、一体何年の月日を費やしているんだって話になりますよね。ごめんなさい…。笑

わたしがこのお話を書こうと思ったきっかけについてお話しようかなと思います。
それは、わたしにも幼馴染がいた、その幼馴染とのエピソードをちょっと書いてみたい!っていう、それだけです(なんだよ!)

幼馴染の彼とは生まれてすぐぐらいから近くにいて、保育園から高校までずっと一緒。彼のおばさんがピアノの先生で、彼もピアノをしていたから、わたしもピアノする!って言って始めちゃうような、そのくらいその幼馴染が大好きでした。

彼は朔ちゃんのモデルで、お話に書いてるように、小学生の高学年の時に両親が離婚して、中学生で女遊びが始まり…というどうしようもない奴で。笑
でも、やっぱり大切で大切で今も何かあるたびに思い出すようなやつです。

わたしは4月から教員になるのですが、そいつも4月から教員になるらしく。もうどんだけ同じ道を歩いているんだってツッコミたくなります。笑

そして、なんだかんだ時間は流れ、彼は今彼の大切な人と新しいスタートをきっています。

そういう思い出を、ここにかなーり美化して、書かせていただきました。


初めから、飛呂くんとくっつけようとは思ってました。わたしの中のひそかなテーマが、「べったりだった幼馴染からの卒業」だったので。
でも、思ったより朔ちゃんは君花が好きだし、君花も朔ちゃんのこと大好きだから、何度も何度も迷いました。

でも、結果こうやって、スッキリさせることができてよかったなって思ってる。
朔ちゃんは諦めるとは言ってません。でもそれでいいんです。だって、忘れようと思って忘れられるような想いなわけないんだから。

だから、飛呂くんはそれに負けてほしくないと思ってるし、君花もそんな飛呂くんのことをずっと好きでいてほしいって思ってます。

君花のこと、駅まで迎えに行くくらいですからね。どうやって来たのでしょう。きっとアニカあたりが気を利かせてくれたのかな。
…なんにせよ、彼の君花に対する想いは、かなーり大きなものだと思ってます。


なんだかすごく長期間に書いたってのと、久しぶりに長編を完結まで追い込んだってことで、きっといたらないところも多々あると思います。

ですが、こうやって読んでくださる読者様がいるからこそ、MEME.は作品を書いていけるのだと思います。

本当にいつもありがとうございます。

今までながーいスランプで書けなかった長編、ようやくここに完結です。
これからも、自分の思いをのせた小説を書いていけたらいいな、なんて思ってます。

これからも、よろしくお願いいたします!




2017.2.17.

MEME.