ビター・オア・ミルキー



「昨日は三人でどこにご飯食べ行ったの?」


会計を先に済ませて、さっきのテーブルに戻って向かい合って。

フォークを取り出しながら、昨日のことを聞いてみた。

…ずっと気になってたし。


「昨日は高橋がお好み焼き食べたいって聞かなかったから、お好み焼き」

「お好み焼きかー!いいなぁ、美味しそうだね!それでもよかったね」

「ヤメロ。さすがに2日続けては辛い」

「はははっ!」


そっかー。お好み焼きか。

高橋くんの、アニカとハシャぎながら焼いてる姿が想像できる。

それを見てる飛呂くんは、眉間にしわを寄せてるんだ。きっと。


「アニカと高橋くんは仲良しだよね!よく一緒にいるし。飛呂くんは何かお話聞いてないの?」

「知らない。キョーミないし」

「ふーん」


まぁ、そうだろうね。うん。


「……」


それにしても、飛呂くんの食べ方、綺麗だなあ。

もっと男の子はガツガツ食べるものだと思ってたけど…。

なんか、上品っていうか。手慣れてる感じがする。


どこまで完璧なのだろうか、この人は。