ビター・オア・ミルキー



「…………」


飛呂くんが目細くしてわたしをガン見してる…。

絶対「メンドクセェ」って思ってる顔だ、これは。
だって朝毎日2人で学校来てるのは飛呂くんも知ってるし…!


「ごっ、ごめんなさ…」

「いーよ別に。ほんとのことだもんな」

「……」


……飛呂くん……?


「それよりどこ行く?飯食うにはまだ早いけど」 

「…あー…」


時計を見れば、4時過ぎといったところ。
確かに夕飯を食べるには早いなぁ。


………。


「わ、わたし、本屋行きたいな」 

「……は?本屋?」

「うんっ、みたい本があるの」

「……」


本屋さんだったら、飛呂くんも楽しめるんじゃないかって。

そう、思ったんだ。