ビター・オア・ミルキー



「まー、でも、これからは狩野くんが寂しくなるかもねぇ」

「えっ?」

「君花が、雨宮くんとばっかり遊ぶことになるから」

「……ん」


…それでも。

わたし自身も、朔ちゃんより飛呂くんを優先させてしまうくらい、わたしは飛呂くんが好きなんだ。

それを、朔ちゃんは応援してくれる。


──…きっと。



「でもまっ、今日は楽しんでおいでよ。昨日三人でもご飯行ったけど、ほとんど高橋が話してたしね。君花と行ったらどうなるのかがわたしは知りたいな」

「えっ…。いつもと変わらなくない?」


いつもと変わらない、ツンツンした飛呂くんだと思うな。



「いやー。雨宮くんから誘っておいて、それはないでしょ!だからほらっ、報告ヨロシクネ♡」

「…………は、はい……」



ヨロシクされちゃった……。

どう、なるんだろう。わたし。