「せんせーっ!遅刻しましたぁ!」
元気よくドアを開けて担任に言った。
運が悪いのか担任は40代の女。
「あなた達っ入学早々遅刻して入学式にでないなんてなにを考えているのっ⁉︎」
うるさいなぁ…
「煩いなぁおばさん。そんなに怒鳴ると皺増えますよ?あっもう皺を作る所ないですよね!既にシワシワですもんね!」
うわぁ…おばさんの顔やばい…
美桜もよくやるね
あの笑顔で攻められたら何もいいかえせないよね。
「ーーーっっ‼︎‼︎あなた達っ放課後職員室に来なさいっ‼︎‼︎」
ほーら…面倒なことになった…
「めんどくさい…」
「ぶっ」
あれ、きこえていたみたい。
「心、うけるっ。あ、席座ろっか!」
「うん」
あたしの席は窓側のいちばん後ろのようだ。
あたしの前が美桜。
結構いい席じゃん。
「ねぇ!比奈と奈津はどのクラスだろう?」
「んー、確かふたりともA組だったと思う。」
ちなみにあたし達はC組。


