っ…顔が整いすぎてる…
よくにいうイケメン、だ。
あたしがずっと見つめてたからか男が話しかけてきた。
「お前…なに?」
なにって…ねぇ
「美桜の親友」
そう言うと隣で美桜が嬉しそうだった。
男はただ無表情。
「そうか。お前等名前は?」
「あたしは望月美桜で高1だよ!」
「一ノ瀬心 高1」
あたしは関わりたくないからそっけなく答えた。
美桜相変わらず明るく答えていた。
「美桜と…心か。俺は結城流衣、高2だ」
へぇ先輩なんだ…
「そうですか結城先輩。美桜をありがとうございます。」
「本当にありがとうございます!助かりました!流衣先輩!」
「あぁ。」
「では…」
そう言ってあたし達は教室に向かった。


