ふと時計を見ると12時10分。



「やっべ…」



急いでご飯を食べ走って公園まで向かった。




「よかった…まだいねぇ…」



いないのを確認して安心する。



ちょうど13時になった頃…



「ごめんなさいっ遅れて悪いわね」



杏菜ちゃんがきた。



杏菜ちゃんに目を向けると言葉を失った。



白地の花柄のワンピースが杏菜ちゃんにすごく似合っていた。



「っ大丈夫だ。つかきてくれてありがとな!」



「こっちこそ誘ってくれてありがとう」



杏菜ちゃん…この前は俺らを拒絶したけど今日は大丈夫みたいだ。