「なぁ、今日はなに買いに来たんだ?つか蝶龍の奴らは?」



「流衣たちはいないよ。今日はひとり。買うものは美桜の誕プレ」



「へぇいねぇんだ?じゃあ俺が今ここを拉致っても誰も助けてくれねぇな?」



「拉致る気ないくせに。」



「さっすがだなー。ここさー昔どっかの族入ってた?」



「はぁ…ハッキングしたの?」



「あぁ。でどうなんだよ?」



「…入って…ないよ」



ちょっと今の言い方はやばかったかな?



「へぇ…まぁわかったけど安心しろよ。俺はここのこと拉致ったりはしねぇよ」



「…うん。ありがと」



紘はきかないでくれた。



多分あたしが入ってたことに気づいたんじゃないかな。



それで知らないふりをしてくてた。



紘って優しいなぁ。