不安に思っていたらもうみんな幹部室からでていた。



だからあたしも焦ってついて行った。



「お前らに今日は話がある。さっき見て戸惑ったやつもいるかもしれねぇ。だから今紹介する。一ノ瀬心と望月美桜だ。こいつらを蝶姫にする。」



流衣に名前を呼ばれ前に一歩進む。



うわぁ…人多すぎ…



めっちゃみてる…



「美桜、心…なんか話せ」



は?なんかってなんだよ。



美桜も困ってんじゃん。



すると雄斗がかるく自己紹介って言った。



美桜が先に話すことにした。



「えっと…あたしは望月美桜です。あたしは以前違う暴走族の姫をやってました。でも簡単に裏切られてしまいました。だけど雄斗や幹部のみんなは信じても大丈夫、そう思ったので姫を受け入れました。よろしくお願いします。」



しん…としたと思ったらすぐ歓声がきこえた。



「美桜さんっ!総長達を信じてくれてありがとうございます!」



「俺らも裏切りません!」



と、たくさんの声がきこえる。



よかったね…美桜。