ここは幹部室だと思う。
結城先輩たちは中へと入っていった。
でも幹部室って入っていいのかな…?
「はやくはいれよ」
入ってもいいみたい。
入ると部屋は黒と白で統一されていた。
知らない人もいた。
「女の子?俺の女にならない?」
「お…女?うせろっ‼︎」
「おっ女っ?はっ?」
女好きと女嫌いと目つきの悪い人だ。
「とりあえず、座ろうか」
笹川先輩はちゃっかり隣に美桜を座らせている。
結城先輩は総長専用の席と思われる二人掛けの椅子に座っている。
あたしは、どこに?
「心…こっち座れよ」
結城先輩は自分の隣を指している。
総長専用だけど本人がいうならいいかな。
そう思って座った。