「ごめんな。巻き込んじまって…」
笹川先輩が申し訳なさそうに謝ってきた。
美桜はもう大丈夫みたいだ。
「これからお前らは狙われる。」
…やっぱり。
「佐伯たちは白虎っていう暴走族なんだ」
だと思ったよ。
あたしは族が怖いとは思わない。
だってあたしは…
全国No.1の空龍13代目元総長の
空姫だから…
この事は美桜も知らない。
知っているのは、
空龍のみんなと晃と日向と要と奈津と…龍だけ…
晃と日向と要は空龍の幹部。
龍…は副総長であり…あたしの元彼…
「なぁ俺らが怖いか?」
結城先輩がきいてきた。
「怖くはない」
「あ…あたしも」
「そうか…俺らの蝶龍の姫になってくれないか?」
「ひ…め」
美桜は呟いた。
美桜は族の姫になるのは初めてじゃない。


