「…すぐ本部に連絡しなくてはな」


そう言って、辰彦を見下ろすお父さん。








ぴちゃ

ぴちゃぴちゃ



ん?


すると、一瞬空から雫が落ちて、頬に当たった。


雨?…と思った、その瞬間…




ザザザザ…!



!!!


いきなり、宙に水の渦が現れた。




「…絆次郎」



え………





水の渦の中から現れたのは………!