「2人共、おとなしく寝てます…なかなか
、熱が下がらなくて……」

「……そうか」


眉をしかめて、タバコに火をつける源喜さん。




「双樹くんまで熱が出るなんて…風邪が流行なのかな…」

「夏が終わって、季節が変わったからな。体調崩しやすくなったんだろ…ま、あいつらが立て続けに風邪ひくのは、ちょっと心配だけど…」

「そうですね…」


3人が続けてなんて…ちょっと心配だよね……




「あいつらの看病を、お前に手伝ってもらって悪いけど……お前も、体調崩さないように気をつけろよ」

「はい。源喜さんもですよ?」

「バーカ。鬼は風邪ひかないんだよ」

「ハハハ」


ちょっとだけ、心が和む。

なんだか、彩芽ちゃんたちの風邪も良くなる気がしてきた…




♪♪♪♪~