「宿題終わった?」

「うん!一応ね」


昨日、純麻くんと双樹くんに手伝ってもらって…やっと終わったんだよね(汗)


双樹くんは中3なのに、高校生の宿題をスラスラと教えてくれるし…

純麻くんは、毎日家事をやってるのに、宿題を完璧に終わらせてる…


なんてすごいの、鬼一族……(汗)

見習わなくちゃね。




「………で?その後どう?源喜さんと、何か進展あった?」




ニヤニヤしながら、聞いてくる珠紀。



「い、いやぁ……その//」

「どうなの?気持ちの変化とかあったの?」

「……う、ん//」

「え!!?じゃあ…♪」

「しーーーーっ!そんな大声で、言わないでよ//」


珠紀の口を、手で押さえる私。




「…良かったね♡じゃあ由希が、鬼一族になる日も近いのか♡♡♡」

「うーーん(汗)どうなのかなぁ」

「なに?それとこれとは、別なの?」

「ウーン…まだ結婚のことは、覚悟は決まってないかも(汗)もっと鬼一族のこと知らなきゃだし、軽い気持ちでは結婚できないでしょ」

「まあね。じゃあ、結婚は置いといて…源喜さんのことは、好きになったってことね?♪」

「・・・・///」


改めて言われると、すっごく恥ずかしいんですけど……




「こうなることは、きっと初めから決まってたことなのよ♡」

「でも、私ってチョロいよね(汗)こんなに簡単に、源喜さんのこと好きになるなんて…」


単純だし、流され過ぎかなぁ…