「きゃー!やったね、茜!」 私に抱きつく香澄ちゃん けど、私は力が抜けてイスに座り込む 「だっ、大丈夫!?茜」 「うん…驚いて力抜けちゃった」 すごい…試合だった まだドキドキしてる… 「すげえな、途中で入ってきた13番」 先ほどの人たちがそう話していた 自分の大学の人が褒められて、嬉しくなった そして、観客が観覧席を出ていく 私たちも出た すると、香澄ちゃんの手に持っているスマホが鳴った 「げっ、バイト先から電話…茜、ごめん。先に外出てて」 申し訳なさそうに香澄ちゃんは言った