さてさて、話はガラリと変わりまして本の話。

実家に帰る前に図書館にて3冊借りたのですが、調子悪くなり読めるかなぁと思いつつも二冊は読みました。

ランチのアッコちゃん 柚木麻子さん。

世界から猫がきえたなら 川村元気さん。

面白かったです。

著者についてはググってね(笑)

アッコちゃんの方はちょっと最近、仕事とか行き詰まってて辞めたいなぁ。何か私の毎日、これでいいのかなぁみたいな人にお薦めします。

メインとなるのは派遣社員の女の子なんですけど、シャキシャキのやり手上司であるアッコさんに影響されパッとしなかった毎日が少しずつ変わっていくというものです。

オムニバスとなってて他のもさくっと読みやすいです。

もう一冊の方はこれはね余命後少しと診断された青年の前に悪魔が現れて取り引きをするんです。

この世から何か一つ消す代わりに寿命を一日伸ばしてやると。

こう書くと何か神妙な話なんですけど、この悪魔がまぁ、チャラいこと。

例えるならauのオニちゃんですね。

この悪魔、アロハに短パンという出で立ちで基本、語尾にッス。

先ず初めにチョコを消すってなってその時初めて悪魔はたけのこの里ときのこの山を食べるんですけど消すのを止めたくなるくらいその旨さにハマるんです。

とまぁ、こうして書いてると終始ちゃらけたお話に聞こえますが結構、後半、ウルッときます。きました。

タイトルにある猫を消す章の時、主人公には飼ってる猫がいるんですけどミラ子も犬を飼ってるので何というか気持ちがシンクロするというか…

興味を持たれた方は是非、読んでみてくださいね。

ちなみに川村さんは有名な映画プロデューサーです。

もう一冊は返却日までにダッシュで読むか貸し出し延長するか悩み中なのですが群ようこさんのです。

それなりに生きている。

ミラ子は昔から群ようこさんが好きで割りと読んでるのですがこれ、読んでないなぁって。

エッセイとかはかなり辛口な感じですね。

小説も決して甘くはない。

だけど何か心の奥深くを突付かれる感じがして好きです。