かるくかたをゆすります。




「え?小人さんは…?」



「小人さん?」




いもうとはどうしていいかわからなくなってしまいます。




やっとおきたかとおもったら、わけのわからないことを言い出したのですから。




「あれ…」




「小人さんなんていないよ?」




トムはあたりをみわたします。




たしかにもう小人たちのすがたはありません。