『あっ……』



前から歩いてくるのは見慣れた顔……



『喜一、学校で会うの初めてだな』



『あー、よりによって……ね』


なんか、気まずそう
……って……



『あっ、ご無沙汰してます、先輩』


ご無沙汰ですと、喜一君の隣の女の子が瑞希に話した


瑞希の後輩か?……


『!?喜一の?久し振り。文化祭来てたんだ?』



『はいっ。珍しく許可貰いましたー』

と嬉しそうに嬉しそうに笑った、可愛らしい子


まさか、喜一のってことは?!


しかし、許可って何だ?