学校の周囲には学生アパートらしき建物がいくつかあった。
少しお金を掛けてイイ場所に住めるなら、男の子だってそっちを選ぶのかも知れない。
と言うことは…
考えてみたことを彼女に聞くと、予想通りの答えが返ってきた。
「そうだよ。今ここに住んでいる4人…紫ちゃんも含めると5人はみんな特待生だよ。
不便でも家賃0円は魅力だよねー うふふっ」
「大ちゃんと言う人も特待生?」
「アホに見えるけど、実は頭イイんだよ。
大ちゃんと寮長の亀さんは、特待の一枠で入ったんだから」
あのチャラ男も特待生…
特待の一枠と言うのは、私と同じトップ合格の学費全免ってこと。
何か不思議…
チャラ男=アホ。
そう偏見を持ってしまった事を反省したけど、それだけでは見直すまでに至らない。
なるべく関わりたくないと思う気持ちは変わらない。


