上半身はボタンも外さずにワイシャツをしっかりと着込んでいるのに、
下は何も身につけていなくて…
まだ元気いっぱいの下半身と、私はしっかり御対面してしまった。
心臓が飛び出しそうな程に驚いた。
私の悲鳴が廊下にこだまする。
それから…
思わず彼の息子君に渾身の膝蹴りを食らわせてしまったのだ。
「うぐっ…」
低く呻いて彼はその場に崩れ落ちる。
二三歩離れた私は、身構えつつもまだ驚きの中だ。
び、びっくり…
男の人の、その…アレを初めて見てしまった。
青空と大樹の小さい頃のなら見たことあるけど、そんな元気な状態の物は初めてだ。
股間を押さえ転がる大ちゃんを、瑞希ちゃんが呆れた目で見る。
「今のは大ちゃんが悪いわ…その女癖の悪さ何とかしなよ。
で、210号室の鍵は?」
「………」


