私の白い胸元に、淡い紫色の光りを映す、
紫水晶の指輪……
流星はそれにキスして…唇にキスして…顔を上げると、
恍惚とした表情で私の体を見下ろしていた。
「紫… 綺麗だ……
心の底からそう思うよ…
はぁ…溜息が出る程に君は美しい……」
流星はそう言ってくれるけど、私は…流星の方こそ綺麗だと思っていた。
左手を伸ばし、流星の綺麗で柔らかい焦げ茶色の髪の毛に触れた。
瞼にも触れ…
右頬の笑窪に触れ…
胸元の大手術の痕跡を指でなぞった。
そんな私の左手を自分の首に回しかけた流星は、
色素の薄い瞳を色っぽく艶めかせ、顔をゆっくりと近付けてきた。
視界が流星の瞳の色で埋まる。
深く深く口づけ、ギュッと抱きしめてくれる。
彼の想いを全身に感じ、
喜びで心が震えた。
「紫、右の太もも少し持ち上げるよ。痛みはない?大丈夫?
激しくしないけど、体勢が苦しいと感じたら我慢しないですぐに言ってね?」
「ふふっ」
「何笑ってんの?」
「うん、こんな時にも流星らしいと思って…ふふっ…アハハッ」
「随分と余裕だな…
もっと攻めても大丈夫だった?
それならここからは…
笑ってられない位に愛しちゃおうかな…」
「えっ…あっ…ああっ!」
それまではゆっくりと優しく触れていた流星だけど、ここからは…凄かった。
快感の渦の中、右側の麻痺腕と足の痺れが強くなった気がした。
ビリビリと走る不快な痺れも、
何故か今は快感と一つになり、頭の中を真っ白にして行く。
流星と同じリズムを刻み、共に呼吸を乱して行った。
何も考えられなくなり、
ただ夢中で流星にしがみついていた。
その時…
物凄い快感が一気に脳内に流れ込んだ。
同時に雷に打たれ様な、強烈な痺れが全身を襲った。


