私の名前はラベンダーからイメージして、父が付けたもの。
『紫』と書いて『ゆかり』と読ませるのは当て字。
でも父が勝手に当てた訳ではない。
理由は知らないけど、
この漢字に『ゆかり』と読みを当てるのは、全国的にある話しらしい。
ラベンダーの色が私の名前。
ラベンダー畑で育った私の名前。
私を色で表現するなら、きっと紫色。
メッセージカードの写真は、
私の上に流星が降り注いでいる写真…
恥ずかしいような嬉しいような…
こそばゆい想いに頬が赤くなってしまった。
「僕も紫にプレゼントがあるんだ」
彼はハーフパンツのポケットに手を入れ、何かを取り出した。
握りしめる右手の中には何が入っているのか…
首を傾げてその手をじっと見ていると、「手を出して」と言われる。
私の手の平に流星が握り拳を乗せる。
その手をそっと開いた瞬間…
小さな固いものがコロンと手の平に転がった。


