ラベンダーと星空の約束

 


浴衣と水着はいいとしても裸って何よ……

でも、夏休みに、私とどこかに出掛けようと考えてくれた事は嬉しかった。



「何でそんなに実家に居たいの〜?

大樹?大樹と一緒にいたいから?

俺、めっちゃヤキモチ焼いちゃう〜」



「はいはい。
別に大樹目的じゃなくて、お店を手伝わないといけないから。

言ったでしょ?軽食屋やってるって」



「んー、言ってた。言ってたけどさー……大樹にも会うんでしょ?」



「隣に住んでるからね。

流星、何でそんなに大樹にこだわるの?
まさか、本当にヤキモチ?」



「妬きまくりだよ〜。
だってさー、大樹の奴、絶対にゆかりちゃんの事狙ってるじゃん。

俺、ぶっ殺すとまで言われてるしー。

ゆかりちゃんだって、毎日楽しそうに電話しちゃって、本当は好きなんじゃないの?」




どうしよう…何か流星が可愛く見える。

その拗ねた態度は、本気のヤキモチ?



あの夏を忘れていても、
少しは好きになってくれてるって…
思ってもいいのかな?




「うわっ 超顔赤いし。
やっぱ大樹が好きなんじゃん!」



「あっ!違っ違うよ!
大樹は小さい頃からずっと一緒で、姉弟としか思えないもん。大樹だって同じ気持ち」