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瑞希と一緒にテニスコートに行くと、既にゆかりちゃんの二回戦が始まっていた。
テニスコートを囲むフェンスには、下心満載の野郎共がへばり付き彼女を見ていた。
そう言えば、何でゆかりちゃんだけテニスウェアなんだ?
しかもあのウェア…何かエロい。
今はカラフルな物やデザイン性の高い物が主流なのに…
懐かしのデザインで真っ白って…
コスプレっぽく見えるだろ。
下に履いてるアンダースコートは、どう見てもパンツにしか見えない白のレース付きだし……
そうか、この趣味はたく丸さんか。
あの人はいい人なんだけど、自分の趣味まっしぐらな人だからなー。
他の男の視線なんて、考えないのだろうな。
瑞希が何とか前の方に潜り込み、俺を隣に呼んでくれた。
フェンス越しにコート内を軽やかに動き回る彼女を見つめた。
上手いな……へぇ…運動神経もいいんだ。
可愛いいし頭いいし、運動も出来るなんて…完璧過ぎて怖いな。
欠点は無いのか?
欠点は…あの性格か。
色恋に鈍感過ぎて危なかしい。
だけど見ようによってはそれも長所か。
男には好かれるけど、女には疎(ウト)まれるタイプだな。
地元ではどんな友人関係を築いていたのだろう。
真剣にボールを追いかける彼女は美しかった。
テニス経験者?
フォームが完成されている。
特にサーブは、伸びやかなフォームと真っすぐで綺麗な足に目を奪われる。
次の試合、準々決勝はジャージに着替えさせないとダメだな。
ギャラリーの視線がエロ過ぎる…って俺もか。


