ラベンダーと星空の約束

 


さっき止まったばかりの涙が、またポロポロとこぼれ落ちた。



すげー格好悪い。
女の子の前で泣くのは恥ずかし過ぎるけど…
止まらないんだ。



こぼれ落ちた涙は、心音を聴き続けている彼女の頬も濡らして行く。



泣いてる事に気づき顔を上げた彼女は、嬉しそうに微笑んで涙を拭いてくれた。



「やっと流星に逢えた」


「それ…どういう意味?」


「さあ?自分で考えてみてよ」




彼女は含みを持たせた返答をして、俺のワイシャツのボタンを止め直してくれた。



やっと俺に逢えた…?

何を思ってそう言ったのか分からないが、
嬉しかった。



まるで紫(ムラサキ)ちゃんにそう言われた気がして…
心が熱くなった。




「ゆかりちゃん…風邪…引いてる?」



その問いが、何を意味するのか彼女は分かっている。


色白の柔らかそうな頬がピンクに染まり、
恥ずかしそうに視線を外しながら答えてくれた。



「引いて…ないよ…」




大腿に跨がる彼女の腰に腕を回し、体を引き寄せて唇を重ねた。



何だこれ…
すげー気持ちいい……



今まで軽いノリで体を重ねた時よりも、何倍もの快感が襲ってきた。

心臓もちゃんとバクバク言ってる。



軽いキスで終えられず、
深く口づけ彼女の味を堪能した。



合わせた唇の隙間から、彼女は甘い声を漏らす。