胸の中が熱くなった。
どうしよう…嬉しい。
嬉しくて心が揺すぶられる。
「紫ちゃん、顔真っ赤だよ?
チャラい見た目に惑わされないで。
大ちゃんの中身に触れてあげて。
あっ!
だからって、あいつのセフレにならないでよ?
寮内ラブホ状態はもう勘弁〜」
「ならないから…」
瑞希君と話しが出来て良かった。
彼の言う通り、
今の流星を分かっていなかった。
いや、分かろうとしなかった。
今の流星は軽薄だと決めつけて、
過去5年を知ったら、もういいやって…
勝手に終わらせようとしていた。
今の流星を好きとは、まだ言えないけど、
もっと知らなければと思った。
瑞希君が言った言葉、
『チャラい見た目に惑わされず、流星の中身に触れる…』
それについて考えてみた。
チャラさに惑わされないとは…
どうすればいいのか?
チャラさに慣れたらいいのか?
それって具体的にどういうことだろう?
抱きつかれるのに慣れるとか?
胸とかお尻とか触ってきたら?
それも許容すればいいの?
でもそれじゃ、いつか本当にセフレになってしまいそう。
未知の分野だけに考えても分からない…
分からない疑問をすぐに瑞希君にぶつけた。


