命賭けのカクレンボ

~葉side~


僕は2男の海が薫を鬼にしてから偶然職員室前であった。


1人でいても暇だし、2人で逃げることにした。


職員室のすぐ近くには図書室がある。


だから、図書室に入ることにした。


ガラッ


どこに隠れる?と、相談した結果…。


司書室にかくれることにした。


扉を閉めて、床に座った。


鬼交代の知らせがないまま、21:40。



話題は自然と“気になる子”の話になっていた。


「なぁ、海」


「…そらのこと?」


こいつは僕の言いたい事を直ぐに当てる。


「…うん。そうだy」


「僕もっ!!!」


言葉を遮られた。


「僕もそらのことが…。………好きだ」


「…海も、か」


「葉も…。僕も、薫も…。みんな、そらのことが好きなんだね」



兄弟3人で泥沼、か…。



キッツイな…。



ピロリーン



【鬼が薫から朝陽に代わった
12/28/21:50】